アントニーは、9月のインターナショナル・マッチウィークでブラジル代表に招集。2026年の北中米ワールドカップ(W杯)の南米予選を戦う予定だった。
しかし、元恋人であるガブリエラ・カヴァリンさんへのDV疑惑が報道。今年1月にアントニーがマンチェスターのホテルでガブリエラさんに頭突きをしたほか、豊胸した胸を殴られたことでシリコンが損傷。手術が必要になったとも訴えていた。
これを受けてブラジル代表から外されていたアントニー。加えて、レイッサ・デ・フレイタスさんとイングリッド・ラナさんがアントニーに暴行を受けたことを告白。その後、ユナイテッドはアントニーの帰国が遅れることを発表していた。
クラブは29日に声明を発表。アントニーの状況を伝えると共に、トレーニング復帰させることを決めたとしている。
「6月に初めて疑惑が提起されて以来、アントニーはブラジルとイギリスの両方で警察の捜査に協力しており、今も協力し続けている」
「アントニーの雇用主であるマンチェスター・ユナイテッドは、警察の捜査が進む間、アントニーがキャリントンでトレーニングを再開し、セレクションに参加できるようにすることを決定した。これについては、事件がさらに進展するまで引き続き検討されることになる」
「クラブとして、我々は暴力と虐待行為を非難します。この状況に関係するすべての人々を守ることの重要性を認識しており、これらの申し立てが虐待の生存者に与えている影響を認識しています」
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