7人の子持つ堀ちえみ 母は56歳で8人の孫、21歳で堀を出産 (出典:デイリースポーツ) |
|
著者:
ENCOUNT編集部/クロスメディアチーム
日本航空(JAL)の客室乗務員(CA)の訓練生を描いた1983年のドラマ『スチュワーデス物語』(TBS系)が再び注目を集めている。
2日に羽田空港で発生したJAL機と海上保安庁機の衝突事故で、JAL機の乗客367人が全員生還したことを受け、CAの活躍ぶりがクローズアップされたためだ。ドラマで描かれた教訓を思い出す視聴者は多く、
40年たってもドラマの影響力を示す形に。主演を務めた歌手でタレントの堀ちえみに当時を振り返ってもらい、現在の心境を聞いた。
視聴者の記憶に残る訓練シーン
昨年デビュー40周年ライブを終えた堀。公開中の映画『巡る、カカオ ~神のフルーツに魅せられた日本人~』では2019年の口腔がん手術からのリハビリの末、
初のナレーションを務めるなど精力的に活動している。今年の目標については、「ナレーションのお話をいただいたときには、家族の反響がすごかったです。私がこういう部位のがんになって、
言葉が不自由になったので、非常に喜んでもらえました。表現者として誰かの心に染みる何かを伝えていけたらいいなと思っています」と、心機一転の様子だ。
そんな堀にとって、衝撃が大きかったのが羽田の事故だ。暗闇の中、燃え盛る機体の映像を見て、他人事ではいられない気持ちになった。
「亡くなった方もいらっしゃったので非常に胸は痛みます。一方で、乗客の皆さんは全員ご無事だった。
JALの避難訓練は本当にすごいものなんですね。私もドラマのときに実際に習いました。短時間でいかにして乗客を安全に脱出させるか、
混乱なく脱出させるかというのが今回、本当に見事にできていたと思うので、機長さんを始めCAさんたちの功績は素晴らしいなと思います」
海外でも“奇跡”と報じられたJAL機の全員脱出。それは堀が40年前、『スチュワーデス物語』の撮影で学んだことに通じるものがあった。
ドラマで堀が演じたのは主人公のCA訓練生・松本千秋。教官役の村沢浩(風間杜夫)から「お前はスチュワーデスには向いていない」と罵倒されるほどの劣等生だった。
ところが、村沢の言葉に奮起すると、救難訓練で荷物を持って出ようとした搭乗客役を平手打ち。「自分の荷物と命とどっちが大事なんですか」と言い放つシーンは鮮烈な印象を残した。
平均視聴率は約20%を記録し、社会現象に。ドラマからCAを目指した若者も相次ぎ、劇中で堀が連呼した「教官!」のセリフは1984年の新語・流行語大賞で「大衆賞」を受賞した。
40年前とはいえ、当時のインパクトは強く、今回の事故を受けて改めてドラマを思い浮かべた人は多かった。
https://encount.press/archives/574327/
続き
続きを読む
Source: 注目トピックスch