四半世紀前の中学生が起こしたチャイドルブームの主役たちの今 (出典:斉藤貴志) |
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吉野紗香さん(チャイドルとして活躍/41歳)
1990年代、チャイドル(ジュニアアイドル)といわれ、ファッション誌「ちゃお」(小学館)などのモデルや、NHK連続テレビ小説「あぐり」、映画「ワンダフルライフ」「ブギーポップは笑わない」などで女優として活躍した吉野紗香さん。バラエティー番組での奔放な発言でも注目された。吉野さん、今、どうしているのか。
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吉野さんに会ったのは、埼玉県内のとある駅から徒歩5分のカフェ。
長男、ナユタ・セナ君を連れ現れた吉野さん、まずはこう言った。
■2年前に帰国し、親子で埼玉在住
「母や弟家族がこの近くに住んでいるので、私も2年前の8月末に帰国したとき、ここに来ました。ジョンさんが『お母さんの近くがいいよ』と勧めてくれたんです」
ジョンさんというのは吉野さんが28歳のときに結婚した夫、ジョン・アキラ・フォトスさん。1歳年上の米国人だが、日本生まれの日本育ち。吉野さんが20歳のとき、友人の紹介でバンドマンだったジョンさんと知り合ったそうだ。
「6年前、夫の母が暮らすカナダのブリティッシュコロンビア州に渡り、夫とパグ犬のマフィンと、ワンルームのマンスリーマンションに滞在しながら、私は大学で英語を学びました。日本の大学の社会人向け生涯学習講座で1年間英語を勉強した後、本場で学ぼうと思ったのと、海外での活動のために米国のロスやユタのサンダンス映画祭で人脈づくりもして。デビューしたときから、いつかはインターナショナルに活動したいな、と思っていたんです。ところが、コロナになり大学は閉鎖、外出禁止に。そんななかでネットドラマのオーディションの話をいただいたと思ったら、ナユタを授かったんです」
2021年2月に生まれたナユタ君、取材中も元気いっぱいに走り回っている。
「とにかくワンパクで(笑)。家事・育児は母や伯母に助けてもらいながら、毎朝6時半起きでがんばっています。子供ができたことで自分の時間はほとんどなくなり、家族以外の大人と話さない日が続くこともありますけど、ナユタが新しい言葉を覚えたり、初めての表情を見せたり大発見の毎日なので、『かけがえのないこの時期を大切に過ごそう』と夫と話しています」
■英才幼児園に週3日通わせる
この春から、英語で保育をする英才幼児園に週3日通わせている。吉野さん、教育熱心なのだ。
「夫がバイリンガルなので、ナユタもバイリンガルに、と思って。夫と私? 日本語で話しています。私は、英語を聞いて理解はできるようになったものの、話す方は帰国したらだいぶ忘れちゃって(笑)」
カナダでは、夫とともに、先住民差別に根ざした失踪事件に関する啓発ショートムービー「Caution To Heal」を製作し、YouTubeにアップした。
「そもそもカナダに渡ったのは、夫と2人で『フェニックスコード』と名付けた社会音楽プロジェクトを始めるためでした。声にならない、声を出すことが難しい存在の代わりに、社会啓発的にメッセージを伝えていける作品づくりをしようというプロジェクトで、『Caution To Heal』はその第1弾。夫は会社員をしながら、私は家事・育児をしながら、社会に役立つ活動をしていきたい。若い頃はもっと自分を出したい、みんなに愛されたい、と思っていましたが、今は表現もしたいけれど、私の活動を通して世の中に大事なメッセージを伝え広めたい、監督業にも挑戦したい、と思っています」
全文日刊ゲンダイ
https://news.yahoo.co.jp/articles/57c8c4d3de5d5e32c0c246ca7f7038423105bdb3
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Source: 注目トピックスch